理学療法学会参加報告
運動器理学療法学会・スポーツ理学療法学会に参加しました。
11月は2週続けて大きな学会に参加する機会がありました。
まず、11月22~23日に運動器理学療法学会(大阪中之島)、続いて11月29~30日にスポーツ理学療法学会(北海道札幌市)に参加しました。
両学会とも全国から多くの医療従事者が参加しており、運動器理学療法学会は約3000名、スポーツ理学療法学会は約1500名が集まりました。
参加者には全国でスポーツに携わる整形外科ドクターやアスレティックトレーナーの方々も多く、非常に活気のある雰囲気でした。


そもそも学会とは?
学会は、その分野に携わる専門職が研究成果や症例報告を発表しあう場です。
また、第一線で活躍されている専門家の講演を直接聴くことができる貴重な機会でもあります。
発表形式には、
・口述発表(プレゼンテーションと質疑応答)
・シンポジウム(テーマを深堀りする講演形式)
・ポスター発表(ディスカッション中心の意見交換の場)
などがあります。


このような形でタイムスケジュールが公開され、自分の興味のある分野や勉強したい分野の発表に参加します。中には同じ時間に聞きたい講演や発表が複数あることもあり、頭を悩ませることも・・・。(一部個人情報になる部分があるため加工しています。)
現場で感じている疑問を共有し、多くの学びを得ました。
運動器学会では、リハビリ科の中本・土山で参加し、口述発表よりポスター発表でのディスカッションを中心に参加しました。普段の臨床で生まれる疑問や悩みを他施設の先生方と共有し、さまざまな視点から意見交換することができました。


スポーツ理学療法学会では中本が一人で参加し、教育演題を重点的に学んできました。
特にアイシング療法に関する最新知見はこれまでの常識が大きく変わる内容で非常に興味深いものでした。(この内容については、またいつか別の記事で・・・。)


刺激にあふれた4日間でした。
2週にわたる学会参加は、常に新しい情報や支店に触れる連続で、とても刺激的な時間となりました。
講演やディスカッションのレベルが高く、内容も濃かったことから頭をフルに使う場面が多かったです。その分、得られる学びも多く、普段の臨床に大きくつながるモチベーションになりました。
おわりに
今回得た最新の知見やヒントをリハビリ科内でも共有し、今後のリハビリにも積極的に活かしていきたいと思います。
よりクオリティの高い医療を提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
やまべ整形外科では、膝の痛みや腰痛・スポーツ障害・骨粗鬆症の治療、リハビリテーションに力を入れています。
当院は南海本線「泉佐野駅」より徒歩約10分の場所にあり、駐車場も完備しております。
超音波診断装置を活用した正確な診断と、理学療法士による専門的なリハビリテーションを提供し、一人ひとりの症状に合わせた治療を行っています。
「膝の痛みが続いている」「反り腰が気になる」「どんなストレッチが効果的かわからない」など、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。適切な診断とリハビリで、症状の改善をサポートいたします。