簡単にできる!大胸筋を伸ばして肩こり解消ストレッチ!

症状紹介
今回ご紹介するのは胸の前の筋肉(大胸筋)のストレッチです。
大胸筋は肩を動かす筋肉であり、腕を前に伸ばしたり、上に挙げたりするときに働く重要な筋肉です。
この筋肉の柔軟性が低下すると、いわゆる巻き肩になり、肩こりや、ひどいときには五十肩など、身体に悪影響を及ぼします。そのため、大胸筋の柔軟性を向上させることで肩こりが軽減し、五十肩の予防にもつながります。
「特にデスクワークの方には非常におすすめです。新社会人となった20代の方々も、ぜひストレッチしてみてください。
大胸筋とは?

大胸筋とは、胸部に位置する大きな筋肉で、胸の前面に広がって付着しています。この筋肉は肩の動きや腕の動きに重要な役割を果たしています。
肋骨と肩甲骨、鎖骨、上腕骨を結んでいるため、柔軟性が低下すると巻き肩になり、姿勢が悪くなる原因となります。
ストレッチの紹介
立位でのストレッチ


- 腕を横から挙げて肘を90°に曲げる。
- 柱や壁に前腕部分を当てて固定する。
- 身体ごと反対を振り向くようにして胸の前を伸ばす。
- 30秒程度キープし、ゆっくりと元に戻します。
寝た状態でのストレッチ(オープンブック)

- 横向きで寝転びます。
- 腕を横に広げます。
- 身体は後ろに倒れないように注意しながら腕を後ろに広げます。
- 30秒程度キープし、ゆっくりと元に戻します。
注意点
すでに肩関節周囲炎(五十肩)など肩関節の疾患の診断を受けている方は症状が悪化する恐れがあります。無理に行わないようにしてください。
ストレッチは毎日継続していくことが大事です。回数を決めるよりも、できる限りこまめに行うようにしましょう。
今回ご紹介した大胸筋のストレッチは、肩こりの予防に役立ちます。デスクワークの方や慢性的な肩こりにお悩みの方は毎日継続してストレッチを行うことで症状の緩和が期待できます。無理のない範囲で継続し、正しいフォームを意識して行いましょう。
やまべ整形外科では、膝の痛みや腰痛・スポーツ障害・骨粗鬆症の治療、リハビリテーションに力を入れています。
当院は南海本線「泉佐野駅」より徒歩約10分の場所にあり、駐車場も完備しております。
超音波診断装置を活用した正確な診断と、理学療法士による専門的なリハビリテーションを提供し、一人ひとりの症状に合わせた治療を行っています。
「膝の痛みが続いている」「反り腰が気になる」「どんなストレッチが効果的かわからない」など、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。適切な診断とリハビリで、症状の改善をサポートいたします。