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肩甲骨の内側が痛い…その原因は肩甲背神経かも?

はじめに

肩甲骨の内側に痛みや違和感を覚えたことはありませんか?一見、「肩こりや筋肉痛かな?」と思われがちですが、実は「肩甲背神経」という神経の痛みかもしれません。

デスクワークをする方や、長時間同じ姿勢が続く方は慢性的な不調につながることがしばしばあります。

今回は、肩甲骨の内側に生じる痛みと肩甲背神経との関係、また、セルフケアの方法合わせてわかりやすく解説します。

肩甲背神経とは?

肩甲背神経(けんこうはいしんけい)は、首の横から出て、背中に向かい、肩甲骨の内側まで伸びる神経です。主に菱形筋(りょうけいきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)といった、肩甲骨を支える筋肉を支配しています。これらの筋肉は肩甲骨を動かすために重要な筋肉です。

なぜ肩甲背神経に痛みが生じるのか

肩甲背神経は首の横から出て、背中に向かうと説明しましたが、その途中で中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)と呼ばれる首の筋肉の間を縫って背中に向かいます。この中斜角筋が硬く、緊張が高い状態であると、肩甲背神経を圧迫し、肩甲骨の内側に痛みや痺れのような違和感が出現するのです。

そのため、この中斜角筋を柔らかくし、緊張を改善することが重要です。

セルフケアの方法

中斜角筋のストレッチ・マッサージ

・写真のように痛い方の首筋(くびすじ)を軽く押さえる。

・押さえながら大きく息を吸って吐いてを繰り返して痛みが出るか確認する。

・痛みが出れば中斜角筋を触れているため、指3本を使って適度な強さでマッサージする。この時肩甲骨付近に痛みが出れば肩甲背神経による疼痛と思われます。

・毎日こまめにマッサージを続けましょう。

注意 押さえて腕や手がしびれる場合や、気分が悪くなるときは中斜角筋を触れていないため、すぐに中止してください。

まとめ

肩甲骨の内側に出る痛みは、ただの肩こりではなく肩甲背神経が関係していることがあります。

普段の姿勢や生活習慣の影響で症状が強くなることも少なくありません。今回ご紹介したセルフケアは対処療法ですので、痛みが続く場合はすぐに受診することをおすすめします。

やまべ整形外科では、膝の痛みや腰痛・スポーツ障害・骨粗鬆症の治療、リハビリテーションに力を入れています。
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